2008年10月07日

涙の数だけ大きくなれる!

私が人の心を揺さぶる話に取り組むようになったのは、
塾講師をしていた時のことでした。

当時、関西で灘高校などの超難関校受験の塾で教鞭をとっていた私は、
「どうしたら生徒がやる気になってくれるだろう?」
「どうしたら自分からペンを持って勉強してくれるだろう?」
ということを日々考えていました。

塾の講師というのも、実際には人気商売で、
生徒からの支持が給料に直結する厳しい世界です。

そのため、講師もテクニックを磨いています。
しかし、生徒たちはテクニックだけではやる気を起こしてくれませんでした。
テクニックよりも大事なもの、それは「心を動かす」ことだったのです。

そのことに気づいてから、私は授業のたびに生徒たちにいろいろな話をしてきました。

「勉強は何のためにするのか」「幸せってなんだろうか」「あきらめないこと」「努力の本当の意味」「感謝する気持ち」など、人生で大切なことをいろいろな角度で伝えました。

そうした話に心を動かされた生徒は、もう何も言わなくても勉強し、
みな第一志望校へ合格していきました。

(本書「まえがき」 より)


涙の数だけ大きくなれる!
木下 晴弘 著
フォレスト出版
(2008/9/4)



本書の著者、木下氏は感動させることにより生徒のやる気を起こさせ、
難関といわれる高校に数多くの生徒を送り出したという元カリスマ講師の肩書きを持つ方です。

今は当時の経験を生かして教育研修事業として社員教育や人材育成の仕事をされていて、
各地で行われる講演会では泣かない人はいないと言われるほどの名講演家だそうです。

感動で人が動く

心でわかると人は動く

との著者の信念は本書にも見事に投影されていて、
10話あるストーリーはどれもが心に訴えるものばかりです。

中でも「あるレジ打ちの女性」と「ある生徒の高校受験」では思わず涙してしまい、
この2つの話を知ることができただけでも本書を読む価値は十分にあります。

本書の帯にある七田眞先生の
『読み終えるのに3日かかった。一気に読むには感動が大きすぎる』
とのコメントは、この事を上手に言いあらわしています。


心の豊かさは感動の数に比例すると何かの本に書いてありました。
そして心が豊かになれば何事も前向きにとらえることができます。
また時には感動の中に気づきや学びを見出すこともあります。

でもこの殺伐とした現代ではテレビや新聞のニュースは暗い話題が多く、
自ら注意していないと知らずのうちに心が荒んでしまったりします。

本書には傷んだ心を回復される力もありますから、
人生に疲れた方や、やる気がいま一つ湧かない方は一読してみてはどうでしょうか。


出版社のフォレスト社のHPには
「あるレジ打ちの女性」がのムービーとなって公開されています。

ダイジェスト版なので感動度が多少落ちますが、それでもホロリとくることでしょう。
是非見てくださいね。―→ここをクリック

ちなみにBGMで流れている歌は数ヶ月前に紹介したKOKIAが歌う「小さなうた」です。
この曲は『The VOICE』の中に収録されています。

また、無料メールを申し込むと音声ファイルの
『人はものごとの本質に気づいた瞬間に変わる』
をダウンロードして聞くことができます。

こちらもとてもいい話なので必聞ですよ。


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著者紹介
1965年、大阪府生まれ。
株式会社アビトレ会長。
学生時代に大手進学塾の講師経験で得た充実感が忘れられず、
銀行を退職して同塾の専任講師になる。
生徒からの支持率95%以上という驚異的な成績を誇り、
多くの生徒を灘高校をはじめとする超難関校合格へと導く。
「感動が人を動かす」をモットーに、学力だけではなく人間力も伸ばす指導は、
生徒、保護者から絶大な支持を受ける。
以後10年にわたり、講師および広報・渉外・講師研修などさまざまな業務に携わる。
2001年に独立し、株式会社アビトレを設立。
最前線で教鞭を振るってきたノウハウをもとに、
全国の塾・予備校・学校で、
「感動授業開発セミナー」
「子どもたちがやる気になるセミナー」
「保護者の魂を揺さぶるセミナー」などを行う。
さらには企業向けに
「スタッフのモチベーションを高めるセミナー」も実施。
受講者は6万人を超え、「泣けるセミナー」として大きな注目を浴びている。
著書に、『ココロでわかると必ず人は伸びる』(総合法令出版)、
『できる子にする「賢母の力」』(PHP研究所)などがある。
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目次
はじめに
第1章 仕事がイヤになったら・・・・・
 Story 1 戦渦の子どもたちが望んだもの
 Story 2 あるレジ打ちの女性
 Story 3 ある生徒の高校受験
第2章 仕事がつまらなくなったら・・・・・
 Story 4 たった1つの社訓
第3章 人間関係に悩んだら・・・・・
 Story 5 「ミラー細胞」と佐賀北高校
 Story 6 なぜ、ガンはV字編隊で飛ぶのか?
第4章 あなたにできることは何か?
 Story 7 母の足
 Story 8 あるパチンコ店の話
第5章 あなたが大きくなるために・・・・・
 Story 9 夢をあきらめない
 Story 10 腐らないリンゴ
おわりに
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本書を読んでいきますと、あきらめないことの大切さがよくわかります。

最後の章にある「Story 10 腐らないリンゴ」は、
以前紹介した木村秋則さんのことです。―→ここをクリック

木村さんもあきらめなかったことで、無農薬無肥料のりんごを作り上げました。
人生には幾多の困難がありますが、そんな困難に当たった時に本書を読んでみるのもいいかも知れません。

ところでアマゾンのカスタマーレビューにある「小倉つぶ庵」は私です。(^^ゞ


それでは、今日はこのへんで。
最後までお目を通していただき、ありがとうございます。

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2,238歩


tsubuan358 at 23:32 │Comments(2)TrackBack(0)clip!自己啓発  | 感動

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この記事へのコメント

1. Posted by 本宮とが    2008年10月09日 09:39
つぶ庵さん、こんにちは。

これがつぶ庵さん、イチオシの例の本ですね。
塾の先生と言うだけで何か親近感が湧いてきます。(^_^)

> そうした話に心を動かされた生徒は、もう何も言わなくても勉強し、
> みな第一志望校へ合格していきました。

そうここなんですよね!!

正観さんがよく教師は「スゴイ人」になることを
目標にすべきだ、と言われるのも同じ視点だと思います。

ますます読みたくなってきました。

> ところでアマゾンのカスタマーレビューにある「小倉つぶ庵」は私です。(^^ゞ

はい。すぐわかりました。
コンパクトに要約されていて、わかりやすかったです。(^^)V
2. Posted by つぶ庵    2008年10月10日 23:47
とがさん、コメントありがとうございます。

> 塾の先生と言うだけで何か親近感が湧いてきます。(^_^)
現役で生徒さんに教えている方だと現場をよく知っているのでより興味深く読めるかと思います。

> そうここなんですよね!!
本書にある事柄はとがさんが共感されるところが多いと思いますよ。

> ますます読みたくなってきました。
是非とも「ある生徒の高校受験」を読んでもらいたいです。
この部分は20ページにも満たないので書店で立ち読みも可能ですから。
でも涙には気をつけてくださいね。

> コンパクトに要約されていて、わかりやすかったです。(^^)V
ありがとうございます。

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