2008年08月18日

こころに響く その九十九

私は、”運”というようなものを否定するわけではない。

むしろそういうものがお互い人間の上には、
目に見えなくても働いているのではないかと考えている。

私自身の経営については、このように考えてやってきた。

すなわち物事がうまくいった時は「これは運がよかったのだ」と考え、
うまくいかなかった時は「その原因は自分にある」と考えるようにしてきた。

つまり成功は運のせいだが、失敗は自分のせいだということである。

物事がうまくいった時に、それを自分の力でやったのだと考えると、
そこにおごりや油断が生じて次に失敗を招きやすい。

実際、成功といっても、それは結果での話であって、
その過程には小さな失敗というものがいろいろある。

それらは一歩あやまてば大きな失敗に結びつきまねないものであるが、
おごりや油断があると、そういうものが見えたくなってしまう。

けれども、「これは運がよかったから成功したのだ」と考えれば、
そうした小さな失敗についても、一つ一つ反省することになってくる。

反対に、うまくいかなかった時に、それを運のせいにして
「運が悪かった」ということになれば、その失敗の経験が生きてこない。

じぶんのやり方にあやまちがあったと考えれば、そこにいろいろ反省もできて、
同じあやまちはくり返さなくなり、文字通り”失敗は成功の母”ということになってくる。

(実践経営哲学 より)


この一週間、元気で明るく顔晴れるように、
今まで読んできた本の中から、私がこころに強く響いた言葉を記して、
一週間を乗り切っていこうと思います。


第九十九回目は、

実践経営哲学
松下 幸之助 著
PHP研究所
(1978/06)


の中の「必ず成功すると考えること」からの抜粋です。

成功は運任せ、失敗は自己責任。
覚えておきます。

tsubuan358 at 08:15 │Comments(2)TrackBack(0)clip!こころに響く 

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この記事へのコメント

1. Posted by 本宮とが    2008年08月18日 10:43
つぶ庵さん、おはようございます。

> 成功は運任せ、失敗は自己責任。

そうですね。

成功は神さまの「Go」サインを意味しますし、
失敗は「それは間違っているよ」
という神さまの意志なので、
そうでない道を選ぶか、方法を変えればいい。
どちらにしても無駄はないですね。(^^)V
2. Posted by つぶ庵    2008年08月19日 05:35
とがさん、コメントありがとうございます。

>成功は神さまの「Go」サインを意味しますし、
>失敗は「それは間違っているよ」
>という神さまの意志なので、
この考え方もとてもいいですね。
成功や失敗は道標ということになりますから、
確かに無駄はありませんね。

ということは・・・
すべては天に任せて、
私たちはその啓示を謙虚に受け止めて行動すればいいのですね。
そうすれば悩む必要もなくなりますね。

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