2008年07月03日
「見た目」の流儀
なぜ、そんなに自己演出に興味を持つのかを本田さんに尋ねたことがある。
その答えはこうだった。
「いくら中身が素晴らしくたって、そのよさを伝える外見にしなければ、ダメなんです」
世界一のエンジンを積んだホンダの車が、
イタリア人デザイナーを起用した他社の車に人気で負けたことがきっかけなのだそうだ。
エンジンだけが素晴らしくてもダメ。
また、デザインだけがよくてもダメ。
内と外の両輪がそろった時、はじめて人の心へ伝わるのである。
それは、まったく人も同じだ。
(本書「はしがき」 より)
トップ1%のプロフェッショナルが実践する
「見た目」の流儀
―11万人の顔を創った美粧師が明かす
岡野 宏 著
ダイヤモンド社
(2008/4/18)
私は身だしなみをそれほど気にしていません。
通勤は自家用車ですし、職場では作業着に着替えてしまいますので、
服装は普段着のままで出かけます。
仕事柄、会う人は現場系の方々なので、作業着のままで会います。
ですからお洒落とは程遠いところにいます。
ネクタイを締めたのは何時のことか・・・・・
そうそう、去年の4月娘の中学の入学式だった・・・(汗)
その時着たスーツも10年前に仕立てたモノです。
これほどまでに着る物に対して無頓着な私でしたが、
本書を読んで自分の演出の仕方が如何に重要かが判りました。
お洒落とは、ファッションの流行を追うことかとか、
自己満足の世界かと思っていましたが、どうやらそれだけではないようです。
確かに鼻に付くキザな服装がありますがそれは見かけだけの着こなしです。
服装に気遣うのは決して自分だけのものではなく、
真の装いとは相手の立場を考えたものだと著者は言います。
相手をも引き立てるようでなければ社会人としては失格です。
本書の特筆すべき点は何といっても著名人のエピソードの多さです。
さすが40年以上も著名人の顔を作ってきただけのことはあります。
私たち一般人が知ることのできないうら話が随所にちりばめられていて、
とても参考になります。
本書を読みながら線を引いてもさほど意味はありません。
なぜならそこらじゅう線だらけにになってしまうからです。
私などは、すべて線を引いてしまったページが何ページもありました。
それほどまでに覚えておきたいことが沢山あります。
頭のてっぺんから足の先まで。
昼寝などをして顔についた物痕をどうとるか。
二日酔いの臭いはどうすれば取れるのか。
ワイシャツをオーダーして作る理由。
太っている人、痩せている人の着こなしのポイント。
安物のスーツと仕立てたスーツの違い。
足の臭いはどうすれば回避できるか。
・・・・
ここでは書ききれないほどの量の装いについてのポイントが書かれています。
要点をしっかりと押さえて書かれている文章はとても軽快に読むことができ、
鼻にも付かず嫌味もないので頭にスッと入ってきます。
とりあえず書店で本書を立ち読みしてみてください。
きっと書店を出る時には本書を片手に持っているでしょう。
それほどまでに素晴らしい本だと私は思います。
本書を特に20代、30代の若きビジネスマンに読んでもらいたいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
著者紹介
岡野 宏 (おかの・ひろし)
1940年、東京生まれ。
テレビ白黒時代よりNHKアート美粧部に在籍。
40年以上にわたり、国内外の俳優のみならず、田中角栄をはじめとする歴代総理から、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの名立たる経営者や文化人、果ては馬やゴキブリまで、延べ約11万人のメークやイメージづくりを行う。
「顔はその人を表す名刺であり、また顔とは頭からつま先までである」という考えのもとに行うイメージづくりには定評があり、吉永小百合の代表作となった「夢千代日記」のメークや市川海老蔵のデビューイメージ指導も担当している。
また、選挙ポスターを担当した議員は必ず当選すると言われ、「縁起がいい」と美濃部亮吉元東京都知事から記念撮影をねだられたこともある。NHK大河ドラマ、紅白歌合戦等のチーフディレクターを務め、2000年にNHK退社後は、キャスターや政治家、企業向けにイメージアップの研修や講演活動などを国内外で行っている。
おもな著書に、『一流の顔』『渡る世間は顔しだい』(以上、幻冬舎)がある。
山野美容芸術短期大学客員教授。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目次
<巻頭口絵>トップ1%の見た目語録
■はしがき…「その時」の見せ方が、あとの人生を変える
■第1章…トップ1%のプロフェッショナルへの変身プロジェクト
■第2章…お金をかけずに、欠点を最大の強みに変える方法
■第3章…初対面を制するプロフェッショナルの顔をつくる
■第4章…5万円のスーツを8万円にする「見た目」の流儀
■第5章…「また会いたい」と思わせるトップ1%の顔のつくり方
■第6章…「ひと味違う」と言われる小道具の流儀
■あとがき…外見を考えることは、自分の将来について考えること
■付録…本番3分前でもできる! プロフェッショナルに一歩近づく「見た目」の技術
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私が買う服はユニクロやスパーなどがほとんどで、
スーツも子供の入学式、卒業式以外着たことがありません。
髪の毛も4〜6ヵ月位の間隔で床屋に行くのでぼさぼさです。
こんなお洒落からほど遠い私が本書を読んで、
オーダースーツやシャツを作りたくなってしまいました。
お洒落は自分のためだけにするのではなくエチケットでもあるんですね。
相手を引き立たせる装い。
とても参考になりました。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお目を通していただき、ありがとうございます。
---------
2,683歩
その答えはこうだった。
「いくら中身が素晴らしくたって、そのよさを伝える外見にしなければ、ダメなんです」
世界一のエンジンを積んだホンダの車が、
イタリア人デザイナーを起用した他社の車に人気で負けたことがきっかけなのだそうだ。
エンジンだけが素晴らしくてもダメ。
また、デザインだけがよくてもダメ。
内と外の両輪がそろった時、はじめて人の心へ伝わるのである。
それは、まったく人も同じだ。
(本書「はしがき」 より)
トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀
―11万人の顔を創った美粧師が明かす
岡野 宏 著
ダイヤモンド社
(2008/4/18)
私は身だしなみをそれほど気にしていません。
通勤は自家用車ですし、職場では作業着に着替えてしまいますので、
服装は普段着のままで出かけます。
仕事柄、会う人は現場系の方々なので、作業着のままで会います。
ですからお洒落とは程遠いところにいます。
ネクタイを締めたのは何時のことか・・・・・
そうそう、去年の4月娘の中学の入学式だった・・・(汗)
その時着たスーツも10年前に仕立てたモノです。
これほどまでに着る物に対して無頓着な私でしたが、
本書を読んで自分の演出の仕方が如何に重要かが判りました。
お洒落とは、ファッションの流行を追うことかとか、
自己満足の世界かと思っていましたが、どうやらそれだけではないようです。
確かに鼻に付くキザな服装がありますがそれは見かけだけの着こなしです。
服装に気遣うのは決して自分だけのものではなく、
真の装いとは相手の立場を考えたものだと著者は言います。
相手をも引き立てるようでなければ社会人としては失格です。
本書の特筆すべき点は何といっても著名人のエピソードの多さです。
さすが40年以上も著名人の顔を作ってきただけのことはあります。
私たち一般人が知ることのできないうら話が随所にちりばめられていて、
とても参考になります。
本書を読みながら線を引いてもさほど意味はありません。
なぜならそこらじゅう線だらけにになってしまうからです。
私などは、すべて線を引いてしまったページが何ページもありました。
それほどまでに覚えておきたいことが沢山あります。
頭のてっぺんから足の先まで。
昼寝などをして顔についた物痕をどうとるか。
二日酔いの臭いはどうすれば取れるのか。
ワイシャツをオーダーして作る理由。
太っている人、痩せている人の着こなしのポイント。
安物のスーツと仕立てたスーツの違い。
足の臭いはどうすれば回避できるか。
・・・・
ここでは書ききれないほどの量の装いについてのポイントが書かれています。
要点をしっかりと押さえて書かれている文章はとても軽快に読むことができ、
鼻にも付かず嫌味もないので頭にスッと入ってきます。
とりあえず書店で本書を立ち読みしてみてください。
きっと書店を出る時には本書を片手に持っているでしょう。
それほどまでに素晴らしい本だと私は思います。
本書を特に20代、30代の若きビジネスマンに読んでもらいたいと思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
著者紹介
岡野 宏 (おかの・ひろし)
1940年、東京生まれ。
テレビ白黒時代よりNHKアート美粧部に在籍。
40年以上にわたり、国内外の俳優のみならず、田中角栄をはじめとする歴代総理から、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの名立たる経営者や文化人、果ては馬やゴキブリまで、延べ約11万人のメークやイメージづくりを行う。
「顔はその人を表す名刺であり、また顔とは頭からつま先までである」という考えのもとに行うイメージづくりには定評があり、吉永小百合の代表作となった「夢千代日記」のメークや市川海老蔵のデビューイメージ指導も担当している。
また、選挙ポスターを担当した議員は必ず当選すると言われ、「縁起がいい」と美濃部亮吉元東京都知事から記念撮影をねだられたこともある。NHK大河ドラマ、紅白歌合戦等のチーフディレクターを務め、2000年にNHK退社後は、キャスターや政治家、企業向けにイメージアップの研修や講演活動などを国内外で行っている。
おもな著書に、『一流の顔』『渡る世間は顔しだい』(以上、幻冬舎)がある。
山野美容芸術短期大学客員教授。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目次
<巻頭口絵>トップ1%の見た目語録
■はしがき…「その時」の見せ方が、あとの人生を変える
■第1章…トップ1%のプロフェッショナルへの変身プロジェクト
■第2章…お金をかけずに、欠点を最大の強みに変える方法
■第3章…初対面を制するプロフェッショナルの顔をつくる
■第4章…5万円のスーツを8万円にする「見た目」の流儀
■第5章…「また会いたい」と思わせるトップ1%の顔のつくり方
■第6章…「ひと味違う」と言われる小道具の流儀
■あとがき…外見を考えることは、自分の将来について考えること
■付録…本番3分前でもできる! プロフェッショナルに一歩近づく「見た目」の技術
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私が買う服はユニクロやスパーなどがほとんどで、
スーツも子供の入学式、卒業式以外着たことがありません。
髪の毛も4〜6ヵ月位の間隔で床屋に行くのでぼさぼさです。
こんなお洒落からほど遠い私が本書を読んで、
オーダースーツやシャツを作りたくなってしまいました。
お洒落は自分のためだけにするのではなくエチケットでもあるんですね。
相手を引き立たせる装い。
とても参考になりました。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお目を通していただき、ありがとうございます。
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この記事へのコメント
1. Posted by 本宮とが 2008年07月04日 05:43
つぶ庵さん、おはようございます。
お〜〜、早速レビューをアップしてくださったのですね!?
ありがとうございました。(^_^)
一人さんも、「心の勉強に興味のある人は
見かけを軽視しがちであるけれど、
1%だけ外見にエネルギーを使って欲しい」
と、どこかで言われていました。
一層読みたくなりました。
重ね重ねありがとうございました。<(_ _)>
お〜〜、早速レビューをアップしてくださったのですね!?
ありがとうございました。(^_^)
一人さんも、「心の勉強に興味のある人は
見かけを軽視しがちであるけれど、
1%だけ外見にエネルギーを使って欲しい」
と、どこかで言われていました。
一層読みたくなりました。
重ね重ねありがとうございました。<(_ _)>
2. Posted by つぶ庵 2008年07月06日 00:04
とがさん、コメントありがとうございす。
>一人さんも、「心の勉強に興味のある人は
>見かけを軽視しがちであるけれど、
>1%だけ外見にエネルギーを使って欲しい」
>と、どこかで言われていました。
さすが一人さんですね。
私も人は見かけより中身などと思っていましたが、
本書を読んでその考え方が変わりました。
その場その場でふさわしい格好ってちゃんとあるんですね。
人と会う時もしっかりした格好で会うと、
その人ことを重要な人ととらえている証拠となりますから。
>一層読みたくなりました。
ぜひ読んでみてください!
この本を読むとちょっとお洒落したくなりますから。(笑)
>一人さんも、「心の勉強に興味のある人は
>見かけを軽視しがちであるけれど、
>1%だけ外見にエネルギーを使って欲しい」
>と、どこかで言われていました。
さすが一人さんですね。
私も人は見かけより中身などと思っていましたが、
本書を読んでその考え方が変わりました。
その場その場でふさわしい格好ってちゃんとあるんですね。
人と会う時もしっかりした格好で会うと、
その人ことを重要な人ととらえている証拠となりますから。
>一層読みたくなりました。
ぜひ読んでみてください!
この本を読むとちょっとお洒落したくなりますから。(笑)












