2007年05月17日

チャンスがやってくる15の習慣

―Skill With People

「この本の著者は、君が求めているコミュニケーション・スキルを教える専門家だ。
クライアントはGE、メリルリンチ、アムウェイ、モービル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど全米トップ700社にのぼるそうだよ。
この本自体も累計で500万部のセールスを記録している。
ところで渋井さん、今現在の講師としての売上は、いくらくらいかな?」

「250万円くらいです・・・・」
私は情けなさそうに答え、ついでに話し方教室に通った経緯をかいつまんで話しました。

「なるほど。けれど大丈夫。君のビジネス講師としてのコンテンツは面白そうだ。
物自体が悪いとどうしようもないからね。あとはラッピングをどうするか考えればいいから、この本の通りに実践すればきっとうまく進むはずだよ。
いいかい、くれぐれも実践だよ。
実践すれば、そうだな、講師としての売上は1億円以上にはなるよ。
もちろん、その過程で別の収入も君の会社にもたらされるようになるだろうがね」

(本書「はじめに」 より)


チャンスがやってくる15の習慣
―Skill With People

レス・ギブリン 著
渋井 真帆 訳
ダイヤモンド社
(2007/3/2)



本書の著者レス・ギブリン氏は1965年の米国セールスマン・オブ・ジ・イヤーに輝いたかたです。
そして本書は、コミュニケーションの教本として成功者たちに読みつがれ、累計500万部を記録したそうです。
彼のクライアントは、GM(ゼネラルモーターズ)、メリルリンチ、アムウェ
イ、モービル、ジョンソン・エンド・ジョンソン、PGA(アメリカプロゴルフ協
会)など、多数あるそうです。

また訳者の渋井真帆さんは、都市銀行、専業主婦、百貨店販売、証券会社などキャリア模索を経て28歳のとき起業しました。
大手企業や金融機関に向けた人材育成、販売コンサルティングなどを手がけるなか、
働く20〜30代女性にセグメントしたビジネス人材養成スクールを設立。
彼女のセミナーを受講するには半年待ちと言われるほどの人気を集めている講師です。
現在、株式会社マチュアライフ研究所の代表取締役社長をされている方です。

数年前、渋井さんがまだキャリアセミナー講師として起業したてのころ、
上手な話し方をマスターするために話し方教室に通っていたそうです。

しかし、その教室で教えてくれることと、自分の求めていることに差があり、ヤル気が減退していたところ、そこで知り合った紳士から一冊の洋書が手渡されます。

その洋書は、まさに渋井さんが求めるコミュニケーション・スキルを教えてくれるものでした。

その洋書がまさに本書の原書なのです。

その紳士は、本に書かれていることを実践していけば、講師としての売り上げは1億円以上になると断言します。

渋井さんは、もし年商が1億円を超えたらその洋書を翻訳し出版すると約束し、紳士と別れたのでした。

それから数年経ち、その紳士との約束を果たす日が訪れ、今回の日本語訳版の出版にいたったそうです。

前置きが長くなりましたが、目次です。

訳者前書き  夢を叶えてくれた、ある本との出会い
人間の法則 1
人間の法則 2
人間の法則 3
習慣1 人間は自分にしか興味がない、と知っておく
習慣2 相手のことだけ話題にする
習慣3 認められている、と相手に感じさせる
習慣4 とにかく、同意する
習慣5 聞き役に徹する
習慣6 相手の求めているものを見つける
習慣7 あなたの意見は「ある人の意見」として語る
習慣8 「ノー」とは言わせない状況にする
習慣9 会った瞬間に笑顔を向ける
習慣10 1日に3人、ほめ言葉をかける
習慣11 相手のミスに、怒りで反応しない
習慣12 「ありがとう」と、声に出す
習慣13 自分には価値がある、と信じる
習慣14 5つのルールを守って話す。
習慣15 この習慣を実践する


本書は目次からもわかるように、
人とのコミュニケーションを円滑にとるための知恵が集められた書です。

項目には習慣と書いていますが、それらの内容は習慣というよりは、
どちらかというと方法論のような気がします。

ちょうど扱っている事柄は、カーネギーの「人を動かす」と同じような気がしました。

人と上手くコミュニケーションをとるにはまず、相手のことを受け入れなければなりません。
そして、相手の存在を第一に置き肯定します。
決して否定してはいけないそうです。

反対するのは、何も考えていなくてもできますが、同意するためには、賢明で頭が切れ、
心が広くなくてはならないそうです。(習慣4より)

そのためには普段から同意する癖をつければよいと言っています。
自分の意見も押し通したい気持ちもわかりますが、ここは聞き手にまわり、
相手の言うことにうなずくという努力をしていけばよいそうです。

そして、うなずくときには、「その通りです」とか、「よくわかります」などの言葉を入れるとより効果的になるそうです。


自分の意見を言いたいときには直接的に言うのではなく、
第三者が言っていたと遠まわしな言い方が良いそうです。

たとえば、「私は、〜だと思います」とするのではなく、「〜と言っているのを聞きました」とか、
「〜が言っていました」などと、直接自分が言うのを避けた方がいいそうです。

例として、あなたの売ろうとしている製品が長持ちするかと聞かれたら、
「私の隣に住んでいる人が、4年まえから同じものを使っていますが、
ずっと調子がいいとおっしゃっています」

と、自分でない誰かが言っていることにすると言いそうです。(習慣7より)


人間は、とにかく自分の事しか興味がないようですから、
いくら他人に自分をアピールしたとこれで、それを快く思ってくれ人はいません。
ですから、他人と上手にコミュニケーションをとるためには、まずは自分が一歩下がり
相手に思う存分しゃべらせてあげることが重要なことのようです。


今回の
チャンスがやってくる15の習慣
は、100ページちょっとの本で、本書の帯に「1時間で読め一生の宝物」とあるように、
1時間もあれば読み切れてしまいます。
そして、とてもよくまとめられて書かれているので大変読みやすかったです。

また、目次がその項目をよく表しているので、後からもう一度ある個所を読み返したくなった時にとても役に立ちます。

コミュニケーションを円滑にするための書なので、どなたにもお勧めです。
特に職場でこのテクニックを使えば、滑らかに業務が進むことでしょう。

この本に書かれていることを実践して、キーパーソンになってみませんか?
全米700社ものお墨付きがありますから可能なことでしょう。


それでは、今日はこのへんで。
最後までお目を通していただき、ありがとうございます。

---------
3,241歩

今日のおすすめ本
チャンスがやってくる15の習慣
―Skill With People

レス・ギブリン 著
渋井 真帆 訳
ダイヤモンド社
(2007/3/2)



tsubuan358 at 23:57 │Comments(4)TrackBack(1)clip!方法論  | ビジネス

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この記事へのコメント

1. Posted by 本宮とが    2007年05月18日 06:01
つぶ庵さん、おはようございます。

今回もおもしろそうな本ですね。(^∀^*)

> 習慣7 あなたの意見は「ある人の意見」として語る
というのはこれまで意識してなかったので
これから使っていこうと思います。(^^)V

> 習慣10 1日に3人、ほめ言葉をかける
これも今日から実践してみます。
楽しい修行になりそうです。

すばらしい情報をありがとうございました。<(_ _)>
2. Posted by つぶ庵    2007年05月18日 20:37
とがさん、コメントありがとうございます。

私も習慣7はとても使えると思いました。
本の中では、
「人は、あなた自身が話すことには疑いを持っても、
同じことを他人の言葉として聞いた場合は、
少しも疑いを持たないものなのです」
とあります。

習慣10は本の中で、
「ほめ言葉は出し惜しみしないでください。
まわりの人をく観察して、ほめる点を探し出し、
実際にほめましょう」
とあります。
そして、その時の注意点として、
ほめるときはころからほめる。
その人自身をほめるのではなく、その行動をほめる。
とありました。

私も実践していくつもりです。
3. Posted by ikadoku    2007年05月21日 11:55
こんにちは。
この本、最近読みました。本は薄くとも内容は深いですよね。
まずは、一つずつできるものかた実行していくつもりです。
TBさせていただきます。
4. Posted by つぶ庵    2007年05月21日 21:58
ikadokuさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>まずは、一つずつできるものかた実行していくつもりです。
本書にもありましたが、実行しなければ意味がありませんからね。
私も実行していくつもりです。

サイトを覗かさせていただきました。
セミリタイアーとの事ですが、
うらやましい限りです。
たまにサイトに立ち寄らさせてもらいますので、
よろしくお願いします。

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